トピックス 2013

2013年 トピックスアーカイブ

研究活動

2013

研究室打ち上げと、クレムソン大学長冨先生の送別会を行いました。今年も元気で無事に研究活動ができ、たくさんの成果が得られたと思います。研究室全員が長冨先生にも大変お世話になり、感謝しています。
S−イノベバイオ機能材料第2回テーマ推進会議が東京で開催されました。
日本バイオマテリアル学会北陸ブロック講演会が富山で開催され、石原は基調講演(細胞工学・組織再生医療を担うポリマーバイオマテリアルの創出)をしました。寒ブリも楽しめました。新しく、平成25年度地域産学官連携科学技術振興事業を開始しました。大学発新産業創出拠点プロジェクト(プロジェクト支援型)「シリコーンハイドロゲルを起点とした医療機器表面の改質」です。切通博士と中山さんが専任として研究開発を担当します。研究成果の社会貢献の一貫です。
第23回日本MRS学会が横浜で開催され、研究室からLin君、Gao君、Chantasirichot君、小田さん、坂田君、Liuさん、小野寺君、町田君が研究発表しました。
3rd Nono Today Conference がSingaporeで開催されました。石原が講演 (Intracellular Fluorescence Nanoprobe with pH-Responsible and Cytocompatible Phospholipid Polymer Layer)をしました。ナノメディシン分子科学の公募研究班メンバーである早稲田大学の鈴木先生の研究室をサイトビジットしてきました。また、“マーライオン”の夜景も初めて楽しめました。
International Conference on Bioinspired and Zwitterionic Materials がHangzhou(杭州)で開催されました(石原:招待講演、Bioinspired phospholipid polymer biomaterials for innovative medical deviceをしました。また、Lin君、Gao君、Chenさん、Liuさんが研究発表をしました。双性イオン構造を持つポリマーは、最近バイオマテリアルとしてたくさん研究例が出てきていますが、MPCポリマーの研究がそのきっかけとなっているようで、嬉しいです。杭州の名所、食事を楽しみ、その他様々な文化や人に会うことができました。
S-イノベ「マテリアル光科学の創成を基盤とする超バイオ機能表面構築技術の開拓」第3回研究開発会議を東京で開催しました。
日本バイオマテリアル学会が東京で開催されました。今回から新しい試みとして始めた20件(20/400件)のハイライト講演に小野寺君の講演(小野寺・井上・石原)が選ばれました。(井上さん、Liuさん、小野寺君、町田君、松井さん、戸川さん:研究発表)
13th Pacific Polymer Conference(PPC2013)がKaohsiung:高雄で開催され、石原は招待講演:Cytocompatible polymeric nanoparticles for nanomedicine molecular science; K.Ishihara,Y. Inoueをしました。
石原は台湾中原大学にてバイオマテリアルセミナーを行ないました。教員や学生など約60名が参加して、活発な議論を行ないました。
ナノメディシン協会国際シンポジウムが北九州で開催されました。(石原招待講演 演題:Cell membrane permeable and cytocompatible phospholipid polymer nanoprobes conjugated with molecular beacons、金野さん:招待講演)をしました。
日本学術振興会加工プロセスによる機能発現第176委員会第24 回研究会が東京で開催されました。石原が招待講演をしました。(演題:ポリマー系医療材料の現状と展望)
第3回CSJ化学フェスタ2013が東京で開催されました。文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究の19件が一堂に会して意見交換をしました。(石原:講演:ナノメディシン分子科学)
山形大学特別講演会。石原は特別講演(バイオミメティックポリマーバイオマテリアル技術を搭載した長寿命人工関節の実現)を行ないました。
The Annual UT-TU-SNU Student Workshop 2013(Seoul)(Chantasirichot君:研究発表)
「ナノメディシン分子科学」国際シンポジウムを東京大学にて開催しました。領域メンバーを中心に約90名が参加しました。基調講演者として片岡教授(Univ Tokyo)およびHilborn教授(Uppsala Univ)、招待国内から秋吉教授(Kyoto Univ)、片山教授(Kyushu Univ)、海外からChoi准教授(Harvard Univ)、Nagatomi准教授(Clemson Univ)を迎えて講演をしていただきました。ポスターセッションでGao君、Lin君、Chenさん、小田さん、坂田君、Liuさん、町田君、小野寺君、吉江君、相川さん(理科大)が研究発表をしました。
大学院の修了式があり、研究室メンバーでは蜂谷君(ME専攻)、Luoさん(BE専攻)が修士課程を修了しました。おめでとうございます。これからの活躍も期待しています。
韓国バイオマテリアル学会(ソウル)にて、石原が基調講演をしました(演題:Photoinduced and self-initiated biocompatible surface modification on poly(ether-ether—ketone) medical device)。また、韓国Ajou大学にて、学部講義、大学院講義をしました。韓国料理も学生さんたちとにぎやかに食べることができ、楽しい時間でした。
東京大学疾患生命工学研究センター開所10周年記念シンポジウムが開催されました。(石原:講演:医工連携による長寿命型人工股関節の創出)
高分子討論会が金沢で開催されました。研究室から井上さん、深沢さん、坂田君が研究発表をしました。また共同研究として、兵庫県立大学の遊佐先生のグループや、国立循環器病研究センターの山岡先生のグループ、さらに研究室の卒業生でトヨタに所属する内山さんの研究発表がありました。
高分子学会にて、ナノメディシン分子科学に関する新聞記者会見をしました。
15th IUPAC Macromolecular Complexes Meeting (MMC-15) が米国South Carolina州Greenvilleにて開催されました。石原が基調講演(K. Ishihara, H. Oda, T. Aikawa, T. Konno, Bioinspired Phospholipid Polymer Hydrogel System for Cellular Engineering)を、ちょうど同州のClemson Universityに短期留学していた Lin君も研究発表をしました。
小田さんが夏季短期留学していたMGH-HST summer institute, Bostonにて、Yao Su Student Research Prize(Best Poster Presentation)を受賞しました。おめでとうございます。
研究室旅行(夏)を行いました。今年は九十九里浜で海を満喫。バーベキューも楽しみました。お天気も良く、いつもながらにリラックスできた時間でした。
Clemson大学から来ていた学生の最終研究発表会と、フェアウエルパーティーを行いました。2ヶ月間の期間でしたが、研究にしっかりと携わるとともに、日本の文化もたくさん楽しんでもらったと思います。
研究室の夏季打ち上げを上野で行ないました。特別ゲストとして、Zurich大学のProf. Stefan Seegerと息子さんを招き、Clemson大学からのメンバーも含めて、国際色豊かな会となりました。卒業生の塚本さんも駆けつけて下さり、楽しい会になりました。暑さに負けずにこの夏のそれぞれの課題を着実にこなしていければ最高です。
大学院演習がありました。蜂谷君(修論最終発表)、Chantasirichot君(博士課程2年生演習)、Chenさん(博士課程1年生演習)、町田君(修士2年生演習)、小野寺君(修士2年生演習:バイオ専攻)がこれに臨みました。ポスター、プレゼンテーション、いずれも良くできていました。
S—イノベプロジェクト第2回研究開発会議(東京)を行ないました。同時間帯に、戸川さんの出身高校の研究室訪問がありました。約20名の高校生がきて下さいました。
「ナノメディシン分子科学」第5回全体会議(東京)を行ないました。
卒業研究計画発表会がありました。B4の塩島君、玉垣君、林さんが頑張りました。先輩のサポートもばっちりだったようです。
4th Asian Biomaterials Congress (Hong Kong)が開催されました。石原は招待講演を( Photoinduced and self-initiated fabrication of biocompatible phospholipid polymer layer on poly(ether-ether-ketone) (PEEK))、井上さん、Lin君(2件)、Gao君、Chantasirichot君、Chenさん、Liuさん、Luoさん、蜂谷君、小野寺君、町田君は研究発表を行ないました。学会ではたくさんの研究者と交流できました。また、香港の夜景を楽しんだり、水上レストランでのバンケットを楽しんだり、とても良い経験をしたと思います。
組織再生医療に関する国際学会TERMIS-EUがIstanbulで開催され、石原が研究発表(H.Oda, K.Ishihara; Cytocompatible Bioinspired Polymer Hydrogel Matrix for Cell Cycle Unification)をしました。直前にイスタンブールは大規模なデモがありましたが、平穏でした。
米国のClemson大学から2ヶ月間サマースチューデントで4名の学生が来ています。そのWelcome Partyを行いました。研究室にはPaul Smith君が滞在します。また、バイオエンジニアリング学科の長冨次郎准教授が7ヶ月の予定で研究室に滞在されます。国外との交流も活発に行っています。
新学術領域研究「ナノメディシン分子科学」セミナーが東京医科歯科大学で開催されました。講演と実際の測定装置を持ち込んでの実習を組み合わせた企画です。
新化学技術推進協会ライフサイエンス技術部会・材料分科会講演会が東京であり、石原が講演(細胞工学・組織再生医療を担うポリマーバイオマテリアルの創出)をしました。企業からの参加者が多く、この分野の注目度の高さがうかがえます。
東京大学生命科学ネットワークシンポジウムが開催され、研究室で進めているプロジェクト、新学術領域研究(ナノメディシン分子科学)および戦略的イノベーション創出推進プログラム「革新的医療を実現するためのバイオ機能材料の創製」(マテリアル光科学の創成を基盤とする超バイオ機能表面構築技術の開拓)について紹介しました。また、Luoさんが研究成果を発表しました。整形外科の茂呂先生のグループからの人工関節に関する発表もありました。
グローバル大学院プログラムで、6月から小田さんがボストン(MGH)に(6月8日〜8月11日)、7月からLin君がクレムソン(Clemson University)に(7月1日〜8月26日)それぞれ2ヶ月間短期留学します。また、Chenさんがトロント大学・東京大学の交流プログラムでトロント大学(6月4日〜10日)に行ってきました。
International Conference on Regenerative Biomedical Materials (ICRBM)が中国の武漢(Wuhan)で開催されました。今回は米国、韓国、日本のバイオマテリアル学会の現会長が集まりました。石原は基調講演(K. Ishihara, H. Oda, T. Konno:Controlling Cellular Functions in the Cytocompatible Phospholipid Polymer Hydrogels)をしました。また、Lin君Young Scientist Forumで研究発表をし、Excellent Presentation Awardを受賞しました。研究室の卒業生のLi君、またLin君の奥さんも上海からわざわざ来てくれ、楽しい時間を過ごしました。三国志で有名な土地で、赤壁の古戦場にも行くことができました。
NMMS若手研究会が京都で開催されました。石原は懇親会で挨拶をしただけでしたが、若い研究者の交流がはかれたようです。
高分子学会年次大会が京都で開催されました。研究室から井上さん、小田さん、坂田君、蜂谷君、小野寺君、町田君、戸川さん、吉江君が、日頃の研究成果を発表しました。共同研究先の兵庫県立大学の遊佐先生のグループからも研究報告がありました。研究室の卒業生もたくさん学会に参加していて、にぎやかに楽しむことができました。
金野さんの結婚披露宴がありました。改めておめでとうございます。エクセレントリサーチ&ハッピーフライトをお楽しみください。
S−イノベに関する研究打ち合わせに関西大学、国立循環器病研究センターを訪問しました。関西大学で、石原はセミナーをさせていただき、MPCポリマーを利用した人工股関節の開発について紹介しました。国立循環器病研究センターでは、人工弁の表面処理反応を行いました。光反応装置も設置でき、反応の進行も良好でした。夜は梅田の屋上ビアガーデンで阪神タイガースの試合を見ながらビールを飲みました。とても寒くて大変でしたが、楽しい経験でした。
1st PEEK International MeetingがPhiladelphiaで開催されました。京本さん、茂呂先生と一緒に参加しました。京本さんは研究報告をしました。150年以上も歴史のあるUnion Leagueという会場で内装などに驚きました。PEEK学会は、ポリマー材料の特性から医療応用、また生体内での挙動まで、幅広く研究報告されていました。企業からの報告も多く、産学の連携がうまくいっている印象でした。これから期待される基盤材料の学会に、日本から我々3名が参加しているだけでしたが、その意義は大きいと思います。また、表面処理技術には大変興味を持ってくれている印象を受けました。学会終了後、New Yorkに移動して、NOF Americaとの打ち合わせをしました。夜はYankeesの試合で、イチローの活躍を見ることができました。
新人歓迎会を上野で開催しました。元気に食べて飲んで、楽しみました。卒業生の塚本さんも参加してくれました。
Lin君とLaiさんの結婚祝賀会をしました。おめでとうございます。
Society for BiomaterialsがBostonで開催されました。研究室から石原、井上さん、深沢さん、小田さん、坂田君が研究報告をしました。世界の研究者に興味を持ってもらうことは楽しいです。1400名を超える参加者で、いつもながらににぎやかな学会でした。ボストンといえばロブスター。大きなロブスターを食べることができました。また、たっぷりとアメリカンビーフも楽しみました。街中もボストンマラソンと重なっており、にぎわっていましたが、帰国した次の日に起こった事件にはびっくりしました。
卒業研究のために学部4年生が研究室に配属となりました。塩島太郎君、玉垣勇樹君、林 加織さんの3名です。もの作りに関する研究の楽しみを是非味わって下さい。
新学期の始まりです。坂田君(ME専攻)、Liuさん(BE専攻)が大学院博士課程に進学しました。帰山君(ME専攻)、戸川さん(BE専攻)、吉江君(ME専攻)が修士課程に進学しました。Byambaaさんは博士研究員とし研究を継続します。新しく今冨さんが共同研究員として研究室に来られました。また、任さん(D3)、Surasakku君(D2)、町田君(M2)、小野寺君(M2)、松井さん(M2)は学年が一つずつあがりました。ますます研究を楽しみ、大きな成果に結実させてください。
海外企業との共同研究プロジェクトの終了に伴い、共同研究員の切通義弘博士が研究室を離れました。約2年間にわたり研究を支えてくださいました。感謝します。
研究室でお花見です。今年は桜の開花が早く、慌ててお花見をしました。「健康と医学の博物館」を見学してきました。MPCポリマー研究の成果である人工関節Aquala®の展示もありました。入口にMPCポリマー含有の殺菌・消毒剤(ピュアミスト®)もあり、MPCポリマーの貢献がうかがえました。
学部卒業式がありました。マテリアル工学科を帰山君、戸川さん、吉江君が卒業しました。おめでとうございます。また、戸川さんは、日本金属学会・鉄鋼協会奨励賞を受賞しました。研究室初の実績です。重ね重ねおめでとうございます。
大学院学位授与式が行われました。今年は有明コロシアムにて開催され、その後専攻単位の学位授与がありました。博士課程を相川君(マテリアル工学専攻)とByambaaさん(バイオエンジニアリング専攻)が修了し、博士(工学)となりました。また、修士課程を坂田君、塚本さん、久藏さん、Liuさんが修了しました。おめでとうございます。
International Congress of Biomaterials Science 2013が筑波で開催されました。多くの海外からの招待講演者に囲まれて、旧交を深めるとともに、とても有意義な時間を持つことができました。(石原:招待講演:Bioinspired polymer system for understanding cell functions、井上さん、合田さん、Lin君、Gao君:研究報告)
第5回NMMSセミナーを東大で行いました。今回は台湾から多くの研究者が来てくださいました。Lin君とGao君がICBS2013の予行も兼ねて、研究紹介をしました。研究室の見学会の後、ラボメンバーとも昼食懇談会を開催しました。(講演:中原大学(台湾)Yung Chang先生)
研究室送迎会を上野で行いました。卒業生も駆けつけてくれ、いつまでもにぎやかな雰囲気です。研究室を卒業する相川君、塚本さん、久藏さん、松下さんの今後のご発展を祈念しております。
文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究「ナノメディシン分子科学」第4回全体会議および公開国際シンポジウムが神戸で開催されました。研究班全員の研究成果発表、その後の情報交換会、さらに翌日の国際シンポジウムまで極めて内容の濃い会議でした。
第4回NMMSセミナーを東京で行いました。講演者は関西大学宮田隆志先生、金沢大学浅川 雅先生で、ナノメディシンに関連する研究の最前線をご紹介いただきました。夜は食事をしながらの懇談会で、にぎやかに情報交換をしました。
研究室の冬旅行に行きました。今回は、札幌市内ステイでテイネスキー場に行き雪山を満喫、また札幌ではジンギスカン、魚介をたっぷり味わいました。研究報告会、修士論文・卒業論文、演習が一段落し、ほっとする楽しい時間でした。幹事を引き受けてくれた帰山君、戸川さん、吉江君に感謝です。
バイオエンジニアリング専攻演習(修士研究報告会)がありました。Liuさんが修士論文最終報告、Luoさんが中間報告をしました。
マテリアル工学科卒論発表会がありました。学部4年生の帰山君、戸川さん、吉江君が研究発表をしました。
マテリアル工学専攻大学院演習がありました。修士論文研究の発表を塚本さん、坂田君、久蔵さんが行い、修士2年の中間発表を蜂谷君、博士2年の中間発表をLin君、Gao君が行ないました。全員、頑張りました。6日の夜は、国立循環器病センター研究所の山岡先生も参加して、打ち上げパーティーをしました。
第3回NMMSセミナーを東京大学で行ないました。講演は、東京大学 星野隆行先生、東京大学 岡部弘基先生でした。
Byambaaさんの博士学位最終審査がありました。
Lin君が、中国政府より” Chinese Government Award for Outstanding Self-financed Students Abroad”を受賞しました。世界中の中国人私費留学生を対象とした優秀賞です。おめでとうございます。
相川君の博士学位最終審査がありました。研究室で新年会をしました。ピザやハム・チーズ、すし、そして台湾土産の“からすみ”などをつまみに、ワインや日本酒など、よく飲みました。
第4回日-台ナノメディシンシンポジウム(The 4th Taiwan-Japan Symposium on Nanomedicine)が台北で開催されました。本シンポジウムは、新学術領域研究「ナノメディシン分子科学」の共催であるために、メンバーが約30名参加し、台湾の研究者と交流して盛会となりました。(石原:招待講演:K.Ishihara, S.Sakata, Y.Inoue, Cell/Protein and Protein/Materials Interactions-Evaluation of Interaction Force by AFM Technology-)
S-イノベ「マテリアル光科学の創成を基盤とする超バイオ機能表面構築技術の開拓」第1回研究開発会議を大阪で開催しました。新しいプロジェクトの始動です。
新年になりました。今年も元気に楽しく研究活動ができるようにし、世界への挑戦を続けて行きたいと思います。

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